健斗の新生活スタート、初めて隣人と対面する朝の玄関前。
健斗(モノローグ)「今日から新しい生活が始まるんや…!」 インターホンが鳴り、健斗「え、誰やろ?」 ドアを開けるとトモヤス「すみません、驚かせてしまって。隣に引っ越してきました。トモヤスと申します。」
玄関前で健斗(緑色の服を着ている)とトモヤスの初めてのやりとり、緊張と礼儀が交錯。
トモヤス「本名ではありませんが、日本に馴染むために名を変えています」 健斗「あ、よろしくお願いします…」 トモヤス「これ、どうぞ」 健斗「ありがとうございます、これからよろしくお願いします」 トモヤス「こちらこそ、よろしくお願いします」
健斗の部屋、もらったレジ袋の中身を確認し、たこ焼きを味わう。
健斗(モノローグ)「え、たこ焼き…?これって…」 健斗(内心)「まさか…いや、考えすぎやろ…」 健斗「いただきます…」 一口食べて「…うまっ、懐かしい味や」
健斗の部屋での独りの時間と、隣室のトモヤスの様子。
健斗(モノローグ)「大阪の味、やっぱり落ち着くな…」 健斗(内心)「トモヤスさん、変わってるけど…悪い人じゃなさそうや」 トモヤス(小声で独り言)「日本語、難しい…けど楽しい…」
夜、健斗とトモヤスがそれぞれの部屋で思いを馳せる。
健斗(モノローグ)「今日はいろんなことがあったな…」 健斗(内心)「地球にも…いや、俺の隣にも、いろんな存在がおるんや」 トモヤス「地球、良い星だな…」
トモヤスは暗い部屋で自分の触手を材料にたこ焼きを作っている
トモヤス「これも地球のためだ」「美味しいものを食べてもらいたい。」